JAPRS認定試験

Music & Technology

一般社団法人 日本音楽スタジオ協会の資格認定制度

音楽スタジオで働く人に求められる能力は、先進の録音機器をオペレーションする技術的知識は当然ですが、セッションを円滑に図るためのコミュニケーション力や、音楽的知識なども必要不可欠です。このような音楽とテクノロジー(Music & Technology)融合の時代にあって、そこで働く人の能力は、技術や機器の進歩以上に問われています。
一般社団法人日本音楽スタジオ協会(以下JAPRS)は2000年に資格認定制度委員会が発足したことを契機とし、「良いスタジオであるために最も大切な要件はスタジオで働く人にある」という基本理念に基づき、公益法人であるJAPRSにとって人材の育成は極めて重要な事業と位置付けました。
このような経過により構築した技術認定制度は、広範囲に優秀で感性豊かな将来性のあるレコーディングエンジニアの育成を主眼に置いています。そして2002年から始まった「サウンドレコーディング技術認定試験」および2004年から始まった「Pro Tools技術認定試験」は、これらの状況を踏まえ、若人達の育成計画を含めて、度重なる討議を繰り返して計画され、実施されています。

JAPRS認定
サウンドレコーディング技術認定試験

JAPRSが主催するこの認定試験は、音楽とテクノロジーの融合する時代にもっとも大切な要素は人材の育成にあることを基本として 、音響の理論、電気音響とスタジオシステム、レコーディング技術と先進技術、音楽・音楽著作権・音楽録音の流れ、録音の歴史などを試験範囲として実施されます。

JAPRS認定
Pro Tools技術認定試験

JAPRSが主催するこの認定試験は、現在の音楽録音においてDAWの標準機となっているアビッドテクノロジー社のPro Toolsに対応できる、次世代の優秀な人材育成に結びつけるために、その年度に広く採用されているバージョンを対象に実施されます。

お問い合せは
JAPRS事務局まで

03-3200-3650